7月の猛暑全盛の某日。茨城県ひたちなか市の阿字ヶ浦を訪ねました。本当は、その近くにある酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)を訪ねるのが目的でした。ところが神社からちょっと歩いたところに、いい感じの日帰り天然温泉があることがわかって、ぜひにと立ち寄ったのでした。
阿字ヶ浦温泉「のぞみ」の露天風呂。立ち上がれば太平洋が臨めます
上野から勝田までは、常磐線特急フレッシュひたちでおよそ1時間20分。勝田で、ひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換えます。1両で走る小さな鉄道です。この電車はスイカは使えません。ホーム入口で乗車券を購入します。
畑と民家の道を歩いていくと、前方にこんもりとした森が見えてきます。そして道に突き当たったところに、酒列磯前神社の大きな鳥居があります。
鳥居をくぐると、参道はどこまでも続く木々のトンネルです。椿を主とする自然林で、茨城県指定天然記念物になっています。
神社から歩いて10分くらい、坂を下りていった阿字ヶ浦に天然温泉の日帰り入浴施設がありました。「のぞみ」と言います。
露天風呂がいくつもありました。お風呂から立ち上がれば、阿字ヶ浦の海も遠く眺めることができます。写真は五右衛門風呂からの風景。